February 2024

2023年12月、LEDMANは中国・深セン市中級人民法院において、MTC傘下複数企業を相手取り特許権侵害訴訟を提起した。本件は、MTCが展開する「バーチャルピクセルディスプレイ」シリーズが、LEDMANの「ピクセル共有エンジン」表示技術（中国及び海外で取得した2件の新規表示特許）の権利を侵害している疑いがあることに端を発する。   LEDMANは2020年、業界に先駆けてCOB表示技術を基盤とした「ピクセル共有エンジン」表示技術を発表。画素配列とAIアルゴリズムにおける一連の画期的な革新により、Micro LEDディスプレイ製品の「低コスト化」と「高解像度化」という両立困難な課題を解決し、市場普及に大きく貢献してきた。この独自技術には「RGB三角配列・6光仮想ピクセル」「RGBG長方形配列・4光仮想ピクセル」などが含まれ、現在ではLEDMANの多数のCOBディスプレイ製品に採用されている。   LEDMANは同技術の開発・改良に多大なリソースを投入し、中国・米国・日本・オーストラリア・カナダ・欧州などで特許を出願。すでに複数の海外特許庁から権利を取得している。 「ピクセル共有エンジン」技術はLEDMANの重要な無形資産の一つである。同社は今回の措置について、「イノベーション成果の正当な権益を守るため、市場流通中の侵害製品に対しては、入札除外・展示会知的財産保護・税関知的財産検査などの法的手段を含め、行政執行または司法手続きを通じて断固として権利を行使する」と表明。さらに「業界全体で知的財産権と革新成果を尊重する風土を醸成し、LEDディスプレイ産業の健全な発展に寄与していく」との方針を明らかにした。  

LEDMANは、バルセロナで開催された世界最大級のAV展示会「ISE 2024」において、スーパーCOB（ピクセル共有エンジン技術）、インタラクティブ教育AIO、UHD家庭用大型ビデオウォール、クリエイティブマジックキューブスクリーンなど主力製品を一堂に展示。AVシステム統合、商業ディスプレイ、広告、教育分野のグローバル顧客から熱い注目を集めている。         室内ディスプレイシリーズ：多様なニーズに対応   異なるピクセルピッチ・寸法・技術ルートを網羅した室内用ディスプレイ群を展示。屋内展示、イベントレンタル、商業施設向けなど、業界を超えた多様なシーンに対応するソリューションを提案した。     中でも独自の「逆装COB先進技術」と「ピクセル共有エンジン技術」を搭載した「スーパーCOB」は、50%の省エネ性能を実現しながら表示品質とコストパフォーマンスを両立。来場者からは「画期的な冷却設計」と高く評価された。       インタラクティブ教育AIO：教育現場を革新 初披露となった教育向けAIOは、スマート教育一体型機器と両面ホワイトボードで構成。 同一画面/4分割画面同時書き込み・インテリジェント画面ミラーリング・マルチタッチ操作・無段階ズーム などの機能を搭載。大中規模教室や講堂などで「没入型・双方向・リアルタイム」のデジタル教育を実現する。         家庭用大型ビデオウォール：究極の視聴体験 展示会場でひときわ注目を浴びた138型Micro LED家庭用ビデオウォールは：   ・モジュラー設計で一般住宅にも設置可能・ブルーライトカット機能搭載・業界トップクラスの色域再現性・10万時間以上の長寿命 を特徴とし、来場者に次世代ホームエンターテインメントを体感していただいた。       新年最初の大型展示会で圧巻のプレゼンテーションを披露したLEDMANは、製品力と技術革新への確かな自信をもって、2024年市場の好調な成長可能性を世界に発信している。